最初が肝心なのに

なんだか知りませんが、最初の講義が休講になったり、
二時間目の講義が実質三十分だったり。
のっけから不穏な空気が漂います。
ま、最初なので、今後の方針だけを説明して終わりにしたせいもあるのでしょうが。
秀逸なのは五時間目の環境、エネルギー問題に関する講義。
財界出身の方で、さまざまな事情に通じておられるような気がしました。
逆に、盛り上がったわりに難しそうなのが、熱力学の講義。
なんでも高校で習ったことはいったん忘れるように、とのことです。
まったく同じ風船二つに、それぞれ違う量の空気を入れ、口をつなぐと、
二つの風船はどうなるでしょう?
一番直感的な答えは、「二つの風船は同じ大きさになる」でしょうし、
天邪鬼な人なら、「二つの風船はそれぞれ別の方向に飛んでいく」でしょう。
実際の答えは、「大きい風船が膨らみ、小さい風船はしぼむ」だそうです。
さもないと、第二次永久機関ができてしまう。のだそうです。
よくわかりません。おいおい示してくれるそうですが。
一瞬雲行きが怪しくなった講義でした。