"Re"Lyric

"Relyricist"という単語は、多分私が思いついた造語です。
まともに発音しようとすると、舌をかみます。
読んで字のごとく「"再"作詞家」。
すごくいい声で歌うのに、肝心の歌がなんかしょぼい、意味不明、どこか変。
こんなことってありません?
専門の作詞家が作ったのなら、作詞家の仕事が減るだけですが、書いたのが歌ってる本人だと
「ちゃんとした作詞家つけてあげようよ〜」
って、やるせなく感じません?
こういうときって誰かが早めに指摘してあげたほうが、本人のためだと思うのですが。
もちろん、歌手の方だって、ただ歌うだけが能じゃないと思う人もいるでしょう。
自分で作った歌詞のほうがノれるでしょうし。
でも、お目付けとしての再作詞家があると、昨今のダサい歌詞も、いくらかは減るのではないかと思うのです。
だって、歌ってみんなが歌うものじゃないですか。
ならば、全員が歌詞を知らなくちゃいけません。
みんなが歌いたくなるような詩が少なければ、流行歌なんてできません。
問題は、作詞家全体のレヴェルにもあるのでしょうが。
会社のほうも、青田買いと大量生産の繰り返しでエース不在に甘んじているところがあるみたいですし。
そもそも、よい歌い手が、よい詩の書き手である必然性はないのだし。
よい曲の作り手である必要もないですし。
ましてや楽器の演奏者であることも条件ではありません。