雨ときいて枕草子を引用しようとして、全然記憶が無いということに気づいて驚愕しました。
去年までは枕草子とかも覚えていたのに、教養というのも使わなければ薄れてゆくものです。
中学校のころは憲法の前文を暗誦できたのに、今となっては
「日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために諸国民との協和による成果とわが国全土における自由のもたらす恵沢を確保し」
までしか覚えていません。
そのあとは
「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」
と続くらしいのですが、記憶にありません。
むう、肝心なところが抜けているぢゃないか。
それにつけても、郵政法案では造反組が再度寝返って賛成票を投じましたね。
選挙ではあれほど反対を叫んでいたのに「選挙結果を考えて」賛成ですか。
確かに国民の審判は「民営化法案に賛成」でしたが、造反組の皆さんが当選したのは、法案に反対したからではないのでしょうか。
所詮はこれほど大騒ぎした法案も、自身の政治生命よりは軽い存在なのでしょう。
最近思ったのですが、首相の任期はまだあと一年あります。
わざわざ今年成立させなくても、じっくり時間をかけて穴を埋めてから審判にかけてもよかったのではないでしょうか。
そんなにあわてる理由がどこにあったのかと、今更ながらに思います。