実験だ〜よ

今週の実験はカフェインの定量です。
早い話が、お茶1グラム中にカフェインが何グラム(何ミリグラム)含まれるかを、クロマトグラフィーというけったいな機械を使って測定します。
ちなみに、クロマトグラフィー本体には「この機械に衝撃を加えたり、上に物を置かないでください」という張り紙が張ってあるのですが、張り紙の上に堂々とプリンターが置いてあったりします。
実験で一番気を使うのは、クロマトグラフィーとマイクロシリンジを壊さないようにすること。
「精密機器は大切に扱え」ということです。
ほんのわずかなほこりでさえ目詰まりを起こしてしまうので、お茶葉を入念にこします。
具体的に言うと、
①ガーゼでこす。
②吸引ろ過機でろ過する。
③メンブランフィルタでこす。
という三段階に分かれます。
そこまでするかというくらい細かい茶殻も取り除かないと壊れる機械って、学生に遣わせてよいものなんでしょうかねw