今日も今日とて実験だよ〜ん

オシロスコープをいじくりまわして遊びます。
交流電流の発振機と、コンデンサと抵抗をつないで作った回路をつなげて、回路中の電位の変化とかを調べたり、発振機の内部抵抗を調べたりします。
すっごく簡単な実験なので、順調に行けば二時間もかからずに全てのプロセスを終えられるはずなのですが、どうもオシロスコープ本体の調子が悪い。
電圧の変化を二箇所で計っているので、当然オシロスコープの画面に現れる波形も2本なはずです。ところがどっこい。謎の第三の波形が現れて大混乱。
隣のオシロスコープでは二本しか現れないので、私が使用したオシロスコープが壊れているだけのようです。
隣の班ではプローブの調子が悪いらしく、交流電流を流してもきちんとした正弦波が現れない。不気味なぎざぎざ模様の正弦波が現れてしまうので、プローブを入れ替えるハメに。
後ろの班では計算が終わらない。これは予習をきちんとしていないだけなので、自業自得ですね。
で、ようやく終わらせた実験ノートを持っていくと、教官にねちをつけられる人が続出します。一例を挙げると「この結果が正しいといえる根拠は何か」みたいな、本質的な問です。
まさか「高校でそう習いました」と答えるわけにもいかないので、原理と実験法から順序だてて説明せねばなりません。そういう質問が格班ごとに出されるので、ノートを早いこと纏め上げて列に並ばないと、無為に実験室で1時間ぐらい過ごす羽目になります。待ち時間の隙に抜け出して夕食を食べてくるというのもありです。
そして、全ての作業を終えて帰路に付くことしばし。
「・・・・・・教官になんて注意されたっけ?」
所詮そんなモンです。