ホストファミリーのプロフィール

ようやく日記のネタができましたよ。
ホームステイ先のプロフィールが手配会社のほうから送られてきました。ステイ先はイギリスの郊外都市。語学学校から歩いて2キロくらいのところ。ごくごく普通のご家庭のようです。ときおりホストファミリーが同性愛者だったりとか、息子がムショ帰りだったりするらしいですが、その口ではないらしいことが分かって何より。5人家族で8、12、20の三人兄弟らしいということ。性別が書かれていないので姉妹かもしれないですが、経験則から言うと、男性のヴィジターには男兄弟の家庭が割り当てられるケースが多いので、少なくとも3人のうち2人は男性と見てよいでしょう。
気になるのは、一番上の二十歳の方が何をしている人なのか、ということ。やっぱり同い年な分、どういう人なのか気になります。就職していたら「夏休みに遊びに来た学生」である私はちょっと気を使ってしまうでしょうし、エミネムリンキンパークを聞くようなタイプの若者だと「日本でもエミネム人気だよね?」「うん。学生には人気だよ」「じゃあ当然キミも歌えるよね?」「いや……エミネムはちょっと……」「じゃ、ザ・ダットサンズは?」「……」とかいうお寒い会話になってしまいかねません。チョーサーやラングランドを読むような才媛でも構わないのですが、残念ながらカンタベリー物語もロビン・フッドもお子様向けの本でしか読んだことのない私は、当然のことながらそのプロットとかはほとんど覚えていなかったりします。
ただ、そういうふうに「語る」タイプの人だったらこちらがいろいろと教えてもらえるからよいのですが、こちらのことを聞きまくるタイプだと、最初の一週間くらいは私に負担かもしれません。最近英語で会話していないので、語らせてくれた方が練習になるからうれしいのですが。
一番怖いのは「工学部」の「大学生」で「電気系を専攻している」20歳だったとき。分野がかぶりまくる分、専門用語とかは教えてもらえそうですが、こちらの知識の浅薄さがばれそうで怖いです。「君は大学で何を専攻しているんだい?」「今はリベラルアーツだけど、この秋から工学部なんだ」「マジで!工学部で何やるの?」「電気とか電子とかかな。まだ専門の講義は……」「やったね!ボクと一緒じゃないか!ちょっとボクの使ってるCADソフト見てよ!クールだからさ!あ、そうそうこの前大学のゼミでコイツを展開して3次元プロットをするとストレンジアトラクターが出るって習ったんだけど、ちょっとやってみてよ」とかいう恐ろしい展開が待ち受けていたりするかもしれません。
たいてい、ここで心配するだけ心配しておけばホストファミリーのお母さんに「マイケルは夏休みでエディンバラに行っちゃったのよ〜」と言われるオチが待っていたりするのもお約束。
うはっ、夢が広がる〜
ただ、何より気を使わねばならないのは、ホストファミリーの誰かと何か失敗をやらかして気まずい関係になってしまうことですが。
そんなもん恐れていたら海を渡れませんけどね。
現地の会社はいろいろと気を使ってくれているらしく、現地の生活についていろいろとアドバイスを書いてきてくれました。
曰く
Many English families now ask students to smoke

Ω  ΩΩΩ<……な、なんだってー!!!111

outside their house.
……お、脅かしやがって。