over flow

ここ一年ほどしゃかりきになっていなかったせいか、工学部に入ってちょっとやる気を出したら1週間で力尽きました。
ペース配分悪すぎです。てか、根性無さすぎです。滝にうたれてくるべきでしょう。
一度気を抜くとそのまま腑抜けさん状態になってしまう恐ろしさ。
気分転換にと、講義と講義の合間を縫って都営新宿線を端から端まで乗ってきました。
新宿線は、地下鉄には珍しく急行が走っているのです。東西線も快速を走らせていますが、通過する駅はごく僅か。それに対して新宿線の急行は、新宿から本八幡までかなりの駅を飛ばして2本先の普通に追いついちゃうんですからたいしたものです。ところが、私はこの急行に乗ったことがありません。急行運転が始まったのはつい最近のことなので。
で、講義と講義の間が3時間も開いているのを幸いに乗ってみました。運転席の後ろにしがみつく男の姿は全国共通。手すりにつかまり、顔をガラスに近づけ、目をキラキラさせながら行く手を見つめます。
いや、早い早い。
誰が急行を走らせようなんて思いついたのかは知りませんが、地下の待避線で普通を追い抜くさまは異様というかなんというか。
駅を通過するのは気持ちよいのですが、通過するわかっていても「地下鉄」であるがゆえの「ええっ、止まらないの」という興奮があります。
新宿から本八幡までの全区間を完走。壮観壮観。
帰りは寝て帰りました。急行橋本行き。目が覚めると明大前。