学生運動の人+U2かっけぇぇぇ

他人を無闇に毛嫌いしたり貶めたりするのは、脳内かせいぜいチラシの裏にとどめておきたいものなのですが、最近課題やら試験やらに忙殺されているそばで暇なことをしている人を見ると無性に腹が立ってくるので、日記に書いてしまおうと思います。というわけで、本日の内容は私という人間の器の小ささを赤裸々につづったものです。


うちの学科に、自治会か何かで活動している人がいます。私が大学一年のときに2年生だったのに、今では私と同じ学年ということは、ありていに言えば「ダブった」のでしょう。まあ、ダブること自体は珍しいことではありません。どの大学にも一定数存在するものです。
この人は、学期が始まった当初は普通に講義に出ていたんです。ところが、一月ぐらいして出てこなくなりました。1時間目が眠くて来られないとか、夕方はバイトがあるから出られない、といった類ではなく、終日講義に出なくなったのです。大学には来ています。休み時間のうちにすべての教室にチラシを配ったり、校門でスピーカー片手に何かしゃべったり、いわゆる活動をしています。
で、今この人が何に取り組んでいるかというと、授業料の値下げ。なんでも、日本の大学の授業料は外国のそれに比べてとっても割高なんだとか。大雑把に言って私立で100万、国立で50万という数字が、相場として高いと感じるかはさておき(もちろん金額としてはかなりのものですが)、その高い高いといっている授業料を無駄にしているのはむしろご自身のほうなんじゃないかと私は思うわけです。
講義にもろくに出ないで高い高いと主張するのって、レストランで料理を頼んでおきながら手もつけずに高いというのと同じじゃないかと思うのです。
おそらくこの人は、来年も二年生のままなのでしょうが、もし来年も同じように講義に出なければ退学になってしまいます。レストランの料理は、店を出るまでに食べさえすれば払った金がまったくの無駄になることはありませんが、大学ではさっさと料理を下げてしまうのです。しかも、居座れば居座るだけ余計にお金がかかる。
そういうシステムを承知の上で高いというのは、説得力がありませんよね。高いと思うのならばもっとも安上がりな方法で卒業するべきです。今現在ダブっていて、もう一回ダブりそうな人に高いといわれても、ということです。そもそもトラブルがあって進学できないのではなく確信して進学しないのは、誰の利益にもなっていない気がして仕方がないのです。ここまで来ると、学生をやる傍ら授業料の値下げを主張しているのではなく、授業料の値下げを主張している傍ら学費を払っている状態です。というか、学費が大学構内への入場料と同義になっている次元です。
学業そっちのけでクレーマーと化している学生に無性に怒りを覚えるのは、八つ当たりでしょうか。八つ当たりなんでしょうね。



追記。
夕ご飯食べながらふとチャンネルを回したら。
U2かっけぇぇぇ!!!!111