選択肢というか分岐点というか

-これをやらないと一生後悔する
-これをやったら後戻りできない
人類が生きていくうえで絶えず出会ってきた分岐点が、私の前にも現れているような気がします。
ゲームならここで一旦セーブして……という逃げ方もありますが、絶えず見知らぬ未来へと歩いてゆく定めから逃れられないわれわれには、それこそないものねだりということでしょう。
しかしこの目の前に広がる分かれ道というもの、なかなか先が見えない恐ろしいものです。
ぐずぐずしていれば機会を逃してしまいます。
一度逃せば二度とめぐり合えません。
そして、逃して悔やむ自分と、飛びついてがっかりする自分の両方が脳裏をよぎるがために、私はいつまで立ってもスタート地点なのでしょう。