不思議世界

出がけに某かえるさんとばったり出会う。
駅まで同道。ナゼか足の話で盛り上がる。最近長い会話文をしゃべってないせいか、それとも朝だからか、口が回らない。しかも早足で歩くから心臓が高鳴るし、ドライバーの悲しい性でなかなか歩きながら横の人と目線を合わせられない!
……コレじゃまるで緊張してたみたいじゃないか!


冗談はさておき、帰宅すると凄いニュースもあったもんだ。こともあろうに我らが内閣総理大臣が辞任してしまってるではないか!*1
いしいひさいちが雑誌に描いていた4コマに、スフィンクスが旅人に「安部総理大臣は何をしたいのでしょう?」と問いかけて、答えに詰まった旅人を食べてしまうというものがあったのですが、おそらく世界中の誰もこの問いには答えられなくなってしまったことでしょう。
海上給油の延長に仕事をかけて望むというならば、その帰趨を見てからでも遅くはないはずです。私個人の意見ではそこまで大げさに考えることじゃないとは思いますが、間違いなく成功する法律を一個通して、それで一矢報いたことにしてやめてやるってならわかります。選挙で負けて辞めるなら、勝負運がなかったねで済んだかもしれません。しかし、こんな中途半端な時期に辞めてしまうのは、いろんな意味でよろしくない。
まず、何のために組閣したのかがわからなくなります。総辞職するために組閣して所信表明までした内閣ってことになっちゃいます。これまで多少なりともやってきた仕事の成果が、全部うやむやになります。もう二度と相手にしてもらえなくなります。
見ていて一番面白かったのは、昨日まで辞めろ辞めろさっさと辞めろといっていた人が、手のひらを返したように「今辞めるのかよ!」と怒っていること。ま、他人様の言うことにけちをつけるのが仕事になっちゃってる人たちだからしょうがないのだろうけれど。
まあ、そんな評論はさておき、このニュースを聞いて不謹慎にも私が思ったこと。某パラドックスというゲームソフト屋さんは、世界史モノのストラテジーゲームが得意なのですが(1日を1ターンとして百年間プレイできる帝国主義ゲームとか、1時間を1ターンとして20年プレイできる第二次大戦ゲームとか)、そこのAIと展開が似ている気がする。

*1:この一節は、ぜひとも芝居がかって読んでほしいものです