不思議な講義

私の研究室の教授が受け持っている大学院の講義というのがありまして、たまたまその時間は講義はないけど研究室には絶対にいる*1ので、教授に誘われるがままその講義を受けることに。単位にならないのが残念ですが、ニューラルネットワーク方面の話なので、来年度は履修届をぜひだしたい。
ちなみに、その講義には某理学部から某歌劇団元総監督も参加。なんでも脳の研究を専攻なさるそうで、脳とかニューロとかついてる講義は片端から渡り歩いているそうな。
さて、その講義の内容なのですが、結構人によって感想はばらつくかもしれない、と思いました。
たとえば、工学部だけならば大学受験から化学、物理の二つしか勉強せず、従って高校以来生物の知識が増えていない人、というのもいます。一方で、理学部から来ている人の中にはナマモノ一筋という人もいるわけでして、人によっては講義の内容が初歩的過ぎる、あるいは高等すぎるという差があります。留学生の人にとっては日本語が難しすぎるとわからない、という問題が付きまといます。中には自分は物理化学をやってきたのに、親の仕事柄門前の小僧で妙に生物にも強くなったイロモノもいるわけでして、さて、どこをGNDに持ってくればよいものやら。
先生の講義を聞いているとそんな苦悩が伝わってきます。
いや、大学院の講義がどんなものかは知らないし、これまでやってきた講義の内容は概ね知ってることだったってだけなんですけどね。

*1:演習という名目で研究室にはいないといけないルール。現在先輩の残したまとらぼの山と格闘中