引っ越し終わった

旧PCから新PCへの移行が終了しました。
CPUのクロック数や、マザーボード、ソフトウェアのバージョンアップもあるのでしょうけれど、カタログスペックを上回る処理速度の向上に感動しています。これまで体感5分くらいかかっていた計算が30秒くらいに短縮されています。計算の合間に読書とか論文読みとかできません。これは酷いです。分かる人にわかるように書きますと「なっ、何でこんなに早く計算しちゃうのよ!プログラムをまわしながら考察しようと思ってたのに!かっ、感謝なんかしてないんだからねっっ!*1
技術革新万歳ってことです。


さて、某かえる女史の研究室から貰ってきた「軍艦総長 平賀譲」という本があります。戦前、東大の総長だった平賀譲の伝記なのですが、これがなかなか面白いです。若いころは艦船の設計者としてイギリスへ留学し、先の大戦で活躍することになる多くの戦艦、巡洋艦の設計を機械のような腕前で手がける一方、頑固な性格が災いしてか左遷されたりしていたようです。自分の後任が設計した艦船に不具合が見つかったために陣頭に復帰する一方、東大の教員としても活躍し、晩年は病に冒されつつ大学経営に携わるなど、その人生をドラマティックに描いています。
50年位して、戦争アレルギーが薄らいだら大河ドラマの題材に使えるかもしれませんね。

*1:野郎が叫んでる光景を思い浮かべないでください