去年の今頃

最近、愛妙関連の記憶が昼となく夜となくフラッシュバックしてます。もっとできることがあったんじゃないか。あのときの失敗を起こさなければどうなっていたのだろう。取り返しのつかないことを延々と考えるのは趣味ではないのですが、気がつくと同じことを考えてしまいます。特に本公演直前に自分がナーバスになってしまい、そのためにかけたであろう有象無象の迷惑の数々を思い出してしまうせいで気持ちがおちつかず、書こうと思っているうちにちょっと過ぎ去ってしまいましたが、去年の今頃、本公演を終えた私はがっくーりと力が抜けておりました。
非才の身でオペラなんて振るもんだから、それはもうそこら中に負荷をかけ続ける日々でした。ろくなアウトプットができなかった申し訳なさ、私の至らなさが引き起こしたトラブルの数々を思えば恥を積み重ねていく日々でもありました。しでかした失敗の分だけみんなに何とか楽しんでもらえないか腐心した日々でもありました。それでも結局自分自身にとって初めてづくしのために消化不良を続けていた日々でした*1。結局、本番当日に一番おかしかったのが自分自身なんだからせわありません。
その一方で、コンマスを引き受けてくれた人、演出を勤めてくれた人、合唱指揮に励んでくれた人、それだけじゃなく、団員一人一人が最後の最後まで私につきあって頑張ってくれたことに感謝の気持ちが絶えませんでした。放り出されてもおかしくないのに、未だに団員でい続けさせていただいていられるのも、皆様のおかげです。
今でも感謝しきりです。ありがとうございました。


しあさってはいよいよ、後輩たちの晴れ舞台、カルメンの本公演です。


























追記。
うーん。しみったれた日記になったなぁ。クリスマス返上で研究室にいたりとかするせいで脳みそが腐ったかな。

*1:そのせいで今にいたっても反芻しているのだけれど