雪だ

今日は半日雪でした。
毎度国立大の前期日程の前後は雪が降っているような気がします。


雪が降ると色々なドラマが生起します。汽車の窓から親の名を呼ぶ少年少女が出てきたり、街灯の下で恋人を待つ若い男女が出てきたり、果ては山の中で遭難してしまったりします。
残念ながら現代の東京の雪は酷く湿った牡丹雪で、しかも十分に積もらないので、そういったドラマには不向きです。せいぜい通行人が凍った地面に足を滑らせてひっくり返ったり、電車が遅れて都会人の秒刻みのスケジュール*1がめちゃくちゃになる程度です。あ、あと春休みの学生がただでさえ寝ぼすけなのに、ますます布団から出られなくなったりします。

*1:実際、山手線の時刻表は5秒刻みで書かれている