話が違う!

人生、事前に聞いていたのと話が違うことなど山ほどあります。
まーそんなことを一つ一つ愚痴っていても仕方がないのですが、今日のは面白かったのでチクります。
他人の振り見て我が振りなおせ。


今日はどこかでなにやらで使うらしい「研究内容のアブストラクト」と「日本紹介」を提出してきました。
制限は英語で200語以内。文字のみ、図なし。
研究内容のアブストラクト、といっても何も知らない相手に英語200語で理解させると言うのは難しいです。なにしろ、工学系の研究は一言で説明するのは簡単ですが、文字数を費やして細かく説明しようとすると大変な分量が必要なのです*1。おそらく200語と言うのは実は非常に中途半端で、凄く簡単に説明するには足りず、それ以上深く説明するなら全く足りない、と個人的には感じます。結局120語くらいになりました。これ以上やるなら200語の制限を超過するのですが、多分読み手には読み応えがないのではないでしょうか。


続いてやった「日本紹介」にいたっては更に困難な作業でした。話が違うのはこっちのほう。
なにしろ、ひと月前に送られてきた書面には「研究のアブストラクトと日本紹介をまとめてA4一枚」と書かれていたにもかかわらず、半月前に届いたメールには「研究紹介のアブストラクトと日本紹介のアブストラクト(いずれも200語以内)をメールに添付したフォーマットにまとめる」とあります。
アブストラクトは本文の要約ですから、これは大違いです。つまり、A4一枚で済むはずだった日本紹介は、アブストラクトが書ける程度のレポートに化けてしまったのです。
「要約だけかよ!本文じゃないのかよ!」と内心突っ込みつつ添付されていたフォーマットを開くと「Introduce of Japanese culture 」とあります。
・・・全然違うじゃないかぁぁぁ!文化限定かよ!しかも文化っていっても「具体的なテーマは各自で考えてくれ」とあって例題として歴史、アニメ、教育制度などが挙げられています。
まて!私の中で文化っていうと歌舞伎とか浮世絵とかそういうのだったんだけど!?
うーん、邪推すると去年のフォーマットをあまり考えずに使い回したのか・・・な*2
そもそも本文の分量が指定されていないので、どれくらい書いたらいいのかが分かりません。ファイルの種類も指定されていません。
まー印刷するんだからwordかpdfだろうと思ってpdfにしましたが、意地悪してepsとかで出しても良かったかなぁ*3
内容は日本の温泉文化の紹介。時間が無かったので温泉卵と温泉饅頭については割愛しました。

*1:例えば「より早く計算できるパソコンを作る」と書くのは簡単ですが、どこをどうして早くするのか、を書こうとすると多分200語では収まりません。CPUのクロックを上げる話なのかコンパイラの話なのかはたまた冷却効率を上げるのか、他の研究とどう違うのか、など

*2:あくまで推測である。

*3:超絶意地悪として.odtとか.xdwとか謎の拡張子をつけたり.exeで固めてしまうとかも一瞬考えましたが、人としてどうかと思ったのでやめました