A線 張り替えました

とゆーわけで、金曜日に切れたA線を張り替えました。
初めて楽器(しかも借り物)をいじくるということもあって、おっかなびっくりでした。
仮にそばで見ている人が居たとしたら、その人も手に汗を握る光景だったろうことは想像に難くありません。
ちなみに、ペグ*1にねじ山が無いことを初めて知りました。なんで無いんだろ?
ペグがゆるゆるで時々勝手に緩んでしまうので、クレヨンみたいな潤滑剤を塗ってみます。これ、ビリヤードのキューに塗るチョークと似たようなノリで塗ればいいんだよね、多分。これで直らないようなら調整に出す必要があるのかもしれません。


張り替えてから練習。
弦を張り替えたから音色がどうこう、ということは(多分)ありません。ちょっと気分が新しくなっただけです。
それにしても、長い弓をまっすぐ動かすのって大変ですねぇ。
肘だけだと円運動になってしまうので、肩と手首を動員して直線的な動きを保たねばなりません。一方で、弓の端を力点としている作業であるために、弦にかかる圧力を一定に保ったまま弓を動かす必要があり、キチンと弾くためには当然ながらこの複雑な要求を満たす必要があります。早い話、理性的にできる作業ではありません。カラダで覚えないといけないんですな。
まあ、体で覚えるのはどんな作業でも同じなのですが。
向こう一年、講義が無いのにかこつけて始めてみたのですが、どうしてなかなか楽しくて仕方がありません。


明日から仙台に行きます。

*1:弦を張っているネジみたいなもの