総合大会3日目

今日は宇宙航行エレクトロニクスとライフインテリジェンスを往復していました。
何やってるかというと、人工衛星同士や基地局とレーザーで通信できたらいいよねっていう話と、ニーズに合ったソフトウェアって作るの大変だよねっていう話です(なんのこっちゃ)。
口で言うのは簡単なのですが、光ファイバみたいに伝送線路が決まっているわけでもない人工衛星との通信で光を使うのは意外と難しく、ソフトウェアは作る際に核となる概念を間違えると余計な手間がかかったりするのです。
具体的には、レーザーはまっすぐにしか進んでくれないので、余計なスペースと重量を覚悟で巨大な受信機をつけるか、良く狙って相応の大きさの受信機にバッチリ当ててやる必要があるのです。人工衛星と地上の基地局間なら、大気の揺らぎもありますから、まっすぐ進んでくれすらしません。で、どうすればうまく角度を調節できるかについてあれやこれやの研究成果が発表される。
ソフトウェアも、本当なら人間があまり意識をしないでも直観をくみ取って働いてくれる「気がきいたシステム」が一番便利なのですが、皆さんご存じのように普通はそんな便利ではありません。で、どうすれば同じ機能をより便利に使えるかを考えた成果があれやこれや。


で、明日はいよいよ私が発表します。