日本からの亡命

今日は演技練だったはずがナゼか中止となり、その中止の連絡がナゼか来なかったために、朝っぱらから駒場に行くことに。
私一人なら私が阿呆ということですむのですが、レナート役の人も来ていたので、どこかで情報伝達に支障があったのでしょう。
それにしても、昨日は予定をすっぽかし、今日は無かった予定に律儀に従うとか、難儀すぎます。


で、午前中いっぱい予定があいたので、レナートを誘って代々木公園のタイフェスティバルでデートしてきました*1
午後の予定は「研究室に引きこもる」というものなので、いわゆる南国への逃避行です。

うわ。凄い人。
これが所謂「 夏休みにハワイに行ったらどこもかしこも日本人だらけだった」というやつでしょうか。ハワイ行ったことないけど。
ぐるり360度みんな日本人という以外は、香辛料と漁醤が熱帯果実の甘い匂いと混ざった匂いが食欲が沸かせ、折からの暑さとあいまって南国気分を出しています。
会場では、レストランや留学生たちのテントが軒を連ね、タイの料理や民芸品などを売っていました。他にも、会場の内外にタコヤキやらヤキソバやら「横浜中華街」ののぼりやらと商魂逞しい人たちもいて、なかなかに賑やかです。
で、昼食として買ってみましたタイ料理。

ココナツベースのソースがついた何かと野菜サラダとカレー二品の盛り合わせ。幸いにして、味付けが日本人用に抑えられた物だったため、支障なく美味しく食べられました。食材も日本産のものを使っていたためか、インディカ米以外は違和感も無し。
その後、果物売り場で果物の王様ドリアンと、同じく果物の女王マンゴスチンを買って食べました。
ドリアンは、柔らかい果肉が腐る一歩直前のような香りとしつこすぎない甘みで、なるほど美味しいものでした。マンゴスチンも水を蓄えてあっさりした味わいでした。


帰る道すがら、レナートと「なぜドリアン(果物の王様)やマンゴスチン(果物の女王)を差し置いて日本ではマンゴーの人気が高いのか」を話し合ったのですが、結局のところ「皮が薄いのでお得感があるからではないか」という結論に至りました。
幾ら果物の王様、女王様が美味しいといっても、一度これを食べたら他の果物は食べられない、というわけではないですし、マンゴーだって南国の味がします。しかし、ドリアンもマンゴスチンも皮が厚くて種も大きい。食べるのに一苦労です。南国の果物のなかでもドリアンやココナツは鉈のように大振りな刃物が無いと食べにくいです。マンゴスチンは指でむけるとはいえ、食べる部分とほぼ同じ量の食べられない部分が出ます。その点、マンゴーは真ん中の種が大きい以外は皮が薄いので、食べ終わった後で「アレだけ大きいのに食べられるのはこれだけ」という意識を持ちづらいです。
まあ、本当のところは、害虫などの防疫上の問題らしいのですが。

*1:レナートと私が同性であるという事実が悲しすぎる