電源が戻ったって

夕べ、確か「3号機から灰色がかった煙」が出ていたという報道を見た気がするのですが、関西では「黒煙」が上がっていたというところもあるらしく。グレースケールじゃなくて2階調なのかよ!


東電の放射線定量は、放水の前後で特に変化なく減少するトレンドを刻んでおります。時おり風向きの都合か、何か飛んだのか、数値がぽこーんと跳ね上がることはあっても、今のところ増える傾向には向かないようです。
それはそれで不思議なんですけどね。
放射線量なんて新たな放射性物質の供給がなければ減るに決まってますが、水をかけようが何しようが、減るスピードに大きな変化がない、ってのはどういうわけなんでしょう。煙が上がるってことは、それだけの熱を持った燃料が建物の中にあるということです。一方で、放射線が減る傾向に変わりがないことから、炉の底が抜けて燃料が建物のどこかに行っちゃってるというわけでもなさそうです。
するってーと、燃料その他アブナイものは、どこかにきちんと閉じ込められていて、当初想定されていたように水がなくなっていたわけではないのかもしれない。じゃあ、当初報道されていた高温というのはどこから来たのか。
手がかりが少ないので残念ですが、ぜひとも事態が落ち着いたらどういう状況だったのかキッチリ公表して欲しいです。


とか書いていたら、1〜6号炉に外部電源が届いたそう。
これで「コンセントには繋がった」ということが分かりました。大きく前進。
あとは「スイッチを入れても大丈夫か」を確かめて、スイッチを入れなおし、冷温停止まで持ち込む。
まだまだ道のりは長いですね。