何やらすったもんだの末に不認可になる予定だった3大学は、認可ということになりました。来年度からは基準が変わるだとか組織が変わるだとかするみたいですが。
今回、大臣がアレな感じでそこばかりが目立っていますし、特段理由がなく後出し的に大学の数が多いとか言い出すところは問題ですが、一方で大臣が不認可を出すことは止めようがないわけです。しかも11月の頭に。
大臣の資質を問う人にはどうでも良く、大学が多すぎる系の話をしたい人にもどうでも良い話なんですが、来年度新設の大学が11月に認可されるって遅すぎませんかね。
もう内定式も終わってるからには新設大学に勤める予定の人たちが大迷惑をこうむるのはもちろんのこと、研究費の応募も大抵は10月の末には締め切られてしまい、特に科研費は締め切られちゃってるわけですから、来年度の予定はほとんど動かせないわけです。科研費の応募書類には「研究が計画通りに進まない場合とその対応を書く」という但し書きがありますが、よもや「来年度新設予定の大学のため認可されない可能性がある」とかいう間抜けなことを書くのもはばかられます。一切合財準備万端整えてもう動きが取れない人をいっぱい出した後に大臣が認可を出すという順番は、なんかおかしい。
受験生も夏休みの終わりには模試を受けたりするのですから、8月とか9月には認可が下りるようになりませんかね。