イルトロ

今日は昔所属していた大学サークルの公演のお手伝いに行ってきました。演目はヴェルディ作曲の「イル・トロヴァトーレ」。超大雑把にあらすじを書けば、放浪の吟遊詩人が、実は兄である伯爵と三角関係に陥った挙句に、なんだかんだあって処刑される話です。なんだそれ。
一応、受付という話で現地に行ったのですが、なぜか照明係へのキュー出しを頼まれました。なんかいろいろあったらしいです。どうせ受付だしーと思って予習もせずリハーサルも何も見ないまま会場へ向かったのですが、なぜそんな私に白羽の矢が立ったのか謎です。指示が書かれた楽譜だけ渡されて本番に突入。せめてカット箇所を書いてほしかったのですが、曲を聴きながら自分でカット箇所を探しつつなんとか指示だしを終えました。大きなミスが無かったのはヴェルディの曲が分かりやすかったからで、プッチーニとかだったら途中で迷子になっていたかも知れません。よかったよかった。
それとは別に、譜面灯をつないだ延長コードのブレーカーが落ちて本番中に停電したのですが、幸い曲の最後だったこともあり、オーケストラは大きな混乱もなく無事に休憩まで演奏を終えました。楽譜が見えない中、最後まで弾きれたのは、オーケストラの日頃の練習の賜物ですね。
後輩たちの雄姿を拝めて満足でした。