発表練習

今日は卒論生の発表練習でした。多くの学生にとっては初めての学術的な発表の場です。パワーポイントを使った発表でも、制限時間内で聞き手を想定してわかりやすく専門的な話をするというのは練習なしにはできません。特に、卒論生にとってはまだ背景となる知識が十分に定着していないので、どこまでは聞き手(つまり審査の先生)に説明なしに伝わり、どこからは丁寧に説明せねばならないのかおぼつかないです。
形式的には「××という問題がある」「この問題を解決するために○○という手法を提案する」「この手法には、これこれという利害得失が予想される云々」という順で説明せねばならないのですが、先に手法の話をしてしまうとか、提案する手法のメリットデメリットが分かりづらかったりとか、いろいろ抜けがあるわけです。
それを少しずつ教えていきました。