三重日記最終日

ダイジェストでお送りしました三重日記もとうとう最終日です。泣いても笑っても帰らなくちゃいけません。
だったら、日が昇りきる前に片づけしようよ。
夕べさんざん花火を打ち上げて、その勢いでやいのやいのやっていたせいで、全員暑さに耐え切れなくなるまで寝続けていました。
それでも、おなかがすくので朝ごはんを炎天下のなかつくり、テントをたたみ、汗だくになって帰りの電車に乗りました。
帰りの南紀は5両編成で、今回は3両編成+2両編成の、見た目はまともな特急列車でした。
停止位置だいぶずれていたけど。
名古屋での乗り継ぎも滞りなく済み、一路東京へ帰ってきました。
東京駅で乗り換えた山手線が、エウレカセブンのADトレインだったせいで、かなり乱暴に現実のえぐい世界に引き戻されましたが。
乗客の大半は「自分は関係ない」と、半ばこの電車に乗ったのを後悔するような顔つきでしたが、一部には「あと、2,30年若ければなあ」という顔で広告を見ている人もいました。
私はというと、すでに汗臭い小太りの青年という、生成要因はまったく違うとはいえ、典型的なオタク的外見を有してしまったために「関係ない」という顔で外の景色を見るのに必死でした。
なんか、東京って、三重に比べてハイテクでデジタルな世界だけど、寒々しい。