荒川にて

なんとなくむしゃくしゃしたので荒川へ行ってきました。
抜けるような空にすじ雲が並び、吹き付ける秋風が手をかじかませます。
河原では頬を紅くした野球少年たちが試合をしていました。
私は野球少年をやった経験がありませんが、彼らの生き生きとした真っ直ぐな動きを見ていると、不思議とその中の一人に自分が混じっているかのような幻想に駆られます。
北風が割と強く、行きは大変な思いをしましたが、帰りは追い風となったのでスピードが出て気持ちいいです。
唯一つ残念なことがあるとすれば、自動車の運転に慣れてしまったせいで自転車のスピードでは物足りなく感じてしまうことでしょうか。贅沢を言えば、隣にもう一人伴走者がいて欲しくもありました。