今日は一時限目しか講義がありません。以降、明日からの学祭の準備として費やされます。
何の企画にも参加する予定のない私は、ただ家に帰ってレポートにいそしむだけ。
明日、東陽町で運転免許の試験を受けて、帰りがけに大学へ寄って友人のバンドのライブを見る予定です。
がんがれ!Mr.Linguist!←バンド名ではありません。

象徴天皇制なんて私の管轄外なので、一野次馬としての意見ぐらいしか言えないのですが、有識者会議が出した結論には首をひねってしまいます。
皇族が無尽蔵に増えるとか、125代守ってきた男系が崩れるとか、なんかいろんな反対意見が出てきていますけど、首相は丸投げした勢いで、答申をそのまま法案にコピペするつもりなんでしょうか。
私個人の意見としては「より多くの人が象徴天皇制に価値を見出し続けられるように」改正するべきだと思います。「最大多数の最大幸福」の劣化コピーみたいな意見ですけど。
現在の象徴天皇制がきちんと機能しているのは、その制度に(おそらく)多数の人が価値を見出すか、負担を感じていないからです。
皇室典範の改正後も、現行と同等の価値を見出せるようにせねば、仮令血脈があと百代続いても早晩天皇制は廃止されてしまうのではないでしょうか。然るに、有識者会議の出した結論は、とりあえず天皇が存在する状態を作ることにしか目が行っておらず、改正後の価値の変化に対して余りにも無頓着ではないでしょうか。
皇族が自由に皇籍を離脱できなければ、皇族が増えるだけ増えて国家の負担が増すでしょうし、ご先祖様が頑張って書いてきた家系図にも深刻な断絶が生まれ、私のように天皇制に存在価値を見失う人がいっぱい出てくるに違いありません。
そもそも、1家族の跡継ぎ問題を決める法律に、当の家族がかかわれないというのも理不尽な気がしますが。一度離脱した旧宮家に戻ってきてもらうという意見が、会議ではなく雑誌に、しかも私見という形で発表されるというのは、不自然な気がします。