何はさておき子供が出来るのは喜ばしいことですよね

皇室典範改正の話で渦中にいながら蚊帳の外だった宮様にお子様が生まれるそうです。
生まれてくる子が男の子でも女の子でも、その子には罪はありませんし、当然親にも罪はありません。単におめでたいってことですよね。
でも、生まれてきたお子様をめぐって、外野がひと悶着起こすんだろうな。
国会ではすでに皇室典範を今国会で改正するかでごたごたしているみたいですが。
無理して禍根を残すより、もう一年くらい議論したっていいような気がしますけどね。
そもそもお世継ぎ問題って、郵政民営化のときと同じような扱い方をしてはいけないように思えます。ニュースを見る限り、小泉首相は「早い方がいいでしょう」「分かってくれると思います」「内閣で出す法案ですから党議拘束がかかります」の、例によって例のように例のごとく「こっちが妥協しなけりゃ向こうが折れるに違いない!」という知恵をつけた小学生のような姿勢を貫いているようにしか見えないのですが、どうでしょう。
高い支持率を背景に、多少乱暴な法案を作って反対派をつくり、それを押し切って法案を成立させることにより、国民に改革者というイメージを植え付け、支持率を維持する。
微妙にホリエモンの「高い時価総額を背景に、他の会社を買収し、常に話題の中心にいることで株価を維持する」という手法とかぶって見えるのですが、昔から使われている手法なんでしょうね。
政争の具にしたくないのならば、なおのこと他の法律とは別扱いでゆっくり審議すればいいじゃないですか。別に女系天皇だけが方法でもないし、法改正の影響を一番受けるはずの皇室の意見もろくに聞かずに法律を変えても、いいことなんて何もないですよね。