間違い探しにようこそ!

地下鉄南北線という路線があります。関東にお住まいでない方は、十津川警部よろしく時刻表をご覧ください。東京を南北に走るエメラルド色の路線です。
南北線には埼玉高速鉄道東急目黒線が乗り入れているのですが、きょう私が乗った車両は埼玉高速のものでした。
で、ふと見上げた路線図を見てびっくり。間違いだらけなのです。さすが埼玉県。
わかる人にはあんまりにも面白いので、私が電車に乗っていたふた駅の間に見つけた間違いのいくつかを以下に書こうと思います。まだあるかもしれませんから、興味のある方は調べてみるとよいでしょう。
1)京王相模原線が橋本よりも先に続いている。
 京王相模原線というのは、京王本線の支線で橋本までしか続いていない路線です。そこには都営新宿線が終点の橋本まで乗り入れているのですが、橋本よりも先に京王線が続いているのです。早い話、存在しない区間が描かれている。
2)総武線津田沼までしかない。
 1)の逆パターンで、そこから先に路線が続いているのに描かれていないんです。
3)目黒線東横線がつながってない
 地図を見ればわかりますが、東急目黒線は田園調布から武蔵小杉までは東急東横線と並走しています。しかし、地図には完全に独立した二つの路線として描かれているのです。
とりあえず、記憶に残っていたのはこの3つだけなのですが、まだあったような気がしてなりません。
この地図を描いた人はどんな人なんでしょう。日ごろよっぽど地図を見たことがなかったのでしょうか。よっぽどいやいややらされたのでしょうか。それにしても、下絵から会社の許可、印刷会社への外注といったプロセスを考えれば、どこかで誰かが気づきそうなものなのですが、誰も気づかなかったというのは驚きです。