溜め込んだ宿題にようこそ!

英文でレポートというか、エッセイを書く宿題があるのですが、あんまりにもうざったくて放置していたら締め切りが明々後日と相成りました。もともと籤で外れて取る羽目になった愛着もへったくれもない講義なのですが、性格として出た宿題はやらねば気がすまない不便な人間は、こうしてやる気のない課題に取り組んでいるのです。
銃規制をテーマにしてディベートやら何やらを英語でやってみよう!というコンセプトらしいこの講義ででた最初の宿題は、ずばり銃乱射事件を起こした犯人がどういう気持ちで犯行に及んだかを創造してみるというもの。
先生、いきなりハードルが高い気がします。
「もちろん、この課題に正解はありません。皆さんがこうだと思うものを書いてきてくれればよろしいのです」
ただし、と先生は付け加えました。
「授業中に私が出した質問を踏まえてレポートを書いてきてね♪」

事の発端は、シアトルで行われていたささやかな仮装ホームパーティ。若者たちが騒ぎながら楽しく飲んでいた酒宴に、その男は参加していた。パーティの参加者によると、男は終始壁に寄りかかり、ほとんど人と話さなかったという。男が何を見、何を考えていたのか、知る人はいない。唯一つわかっていることは、男が突然、自分の車から散弾銃を持ち出して、前途ある若者たちに鉛球を撃ち込んでいったということだけだ。やがて警察が男を包囲したとき、彼は自らの頭を撃ちぬき、悲しみを残して血の海へと倒れた。

・・・・・・真面目にレポート書いたら、一冊の本になりそうだなぁ(笑)