黄昏の谷

今日は都合12時間ほど大学に引きこもっておりました。オペラのための看板製作と練習で。もうちょうっと歌の練習をしないといけませんね。なんというか、上手く音がかみ合うときとかみ合わないときがある。もともと音感が良くないので片時も油断がなりません。たとえて言うなら自動車教習所の実習3時間目ってところですか。「それじゃ、セカンドに入れてみましょう……」プスン!ガコン!「…………」「…………」
さて、今日は火曜日です。火曜日はフラゲの日です。日本ではたいていの新曲は水曜日に発売されます。それに先立って各CDショップでは火曜日から新譜を販売しているのです。気の早い店では開店と同時に、遅い店でも昼までには新譜が棚に並べられるのです。にもかかわらず夜の九時半まで学外に一歩も出られない恐怖。落ち着きません。頭の中ではマダーのAAがフラッシュバックし、目に見えて自分の一挙手一投足がワクテカ状態になっています。年に一回のこととはいえ恥ずかしい。
THE TWILIGHT VALLEY(初回限定盤)(DVD付)
なにがって、年に一度のGARNET CROWのアルバム発売日なんです。毎度のことですか?毎度のことですね。だって好きなんだもん。好きなものに理由は要らないですよね。たとえヴォーカルが半音ずれかかっていたり音が打ち込みであったりしても、この曲と歌詞と声が好きなんですよ。今回も期待を裏切らないでくれました。いつに無く濃厚でとっつきにくい感じですが、奥の深さは一回聞けば消化できるものではないから生まれうるものなのでしょう。1ファンとしても大満足。THE TWILIGHT VALLEY
以下、収録曲ごとに簡単に感想でも書きます。

Anywhere:歌詞の量は少ないけれど重い。DV被害者が岬で叫んでいるイメージ。
まぼろし:テレビ朝日のドラマ、科捜研の女の主題歌だったやつ。儚げでもの悲しい歌詞に合わせた編曲だったシングルとは一転、ステップを刻むようなアレンジになっている。テレビ越しに見る悲劇っていう感じ。
今宵エデンの片隅で:バラード2曲のあとでそろそろアップテンポがほしいときにはじける一曲。すねた感じの歌詞が印象的。
Rusty Rail:夏の鉄道員
夢・花火:ラテン。少年少女の純愛を遠くから見守ってる人。
かくれんぼ:タイトルに騙される。あるいは、騙されることを予想した人さえも騙せる。
向日葵の色:部分的に松任谷化している。でも悪くない。ふと背筋が寒くなる。
晴れ時計:この曲がシングルで出たころはいろいろ悩みがあったのだと思う。
マージナルマン:曲のとっつきやすさ、歌詞のユニークさではアルバム1かな。浅い印象があるのが引け目。
籟・来・也:シンプルだけど単純ではない。
Yellow Moon:中島某化。良い意味でね。
もうちょっとサガシテみましょう:懐メロで出てきそうだけど、最新曲です。それがいいんです。
春待つ花のように:オフィーリア!(謎)
WEEKEND:締めの一曲。バッチリ決まってます。


番外、おまけで付いていた去年のライブのダイジェストDVD:……直立不動!?