はしか

はしかが流行しておりますが、わが大学でも患者の数がとうとう2桁突入だとか。
さて、これ以上患者の数が広がれば、漏れなく休講、閉鎖と相成るのですが、損得勘定を考えると、仮に閉鎖になったとして、手放しで喜べないようです。
まず一つとして、今週末に大学祭があります。これは確実に中止になります。
がんばって準備したものがパァになるというのは、出来れば避けたいものです。
かといって大学を閉鎖せず大学祭も実行したとなると、キャンパス間の人の往来に加えて、他大学からも閉鎖で暇になった学生さんたちがどちゃっとやってきて、確実に大流行を起こします。
万が一閉鎖をしてしまえば大学のカリキュラムが1〜2週間ずつ繰り下がるのですから、講義も期末試験もその分繰り下がります。
そうすると、オペラの本公演はもとより、その後の練習計画や合宿にまで影響が出るわけでして、これはかなりの大迷惑。
閉鎖になれば課題の締め切りは延びてありがたいのですが、その代償はあまりにも大きい。
わが大学の学生たちが青瓢箪の集まりでないことを切に祈ります。