ルチアで合唱歌ってきました

……何も言うまい。
ってか、舞台の上の一人であった手前、何もいえまい。
強いて言うなら、「某歌劇団とは目的が違うのだというところへ帰着させる以外に上手い説明が思いつかない」……かな。
メインの人たちについてはそれ以上の言及を避けるとして。


こっから先は某歌劇団員のエキストラ合唱の人たち向け。
こないだの合宿では楽譜から頭を上げられずにもろ落ちた私がエラソーな口をききますが「指揮を見て歌え。歌わないところで数えるときも、指揮を見て数えろ」かな。もちろん、アマの指揮者*1なので見づらいときもあるのでしょうし、それを理由に意図的に見ていない人もいるのでしょうが、無意識的に見ていない人にはこの理屈は通じません。
ピアノを聞いて拍を取っている人もいましたし、それが誤りとは言いませんが、自分が歌うときにそれすらも聞かずに自分のテンポで歌うんじゃない*2。なんで指揮ガン見の私が出遅れ感を感じねばならないんだ。ってか、ほぼずっと指揮を見てた私の記憶違いでなければ、途中で突っ走ってる先頭につけたぞ。自覚せずに突っ走って「しまった」のは仕方ないとしても周囲がそれにつられてしかも修正する気がないなんて残念としか言いようがないです。他はいざ知らず、少なくともうちの団員は興奮して突っ走る傾向が大いにあるので、遅れてると思ったらまず指揮を見る、周囲が遅れてると思うよりは自分が飛び出てることを疑う、に気を使ったほうが良いと思います*3
で、歌ってないときの待ちについてもですが、オペラなので平気でテンポが揺れます。なので自分で数えるよりは棒を見たほうが良いです。指揮者は、曲のテンポを変えるときは基本的に指示を出しますから*4、テンポが変わる時がわかります。なので、曲を聴いて数えるよりもはるかに楽に流れがわかります。曲がある程度頭に入っていれば滞りないですし、覚え切れなければ休みの先頭に数だけ書いておいて指揮見てれば自分の感覚とずれようがないわけです。


私がここまで指揮指揮と言い続けて閉口気味の人がいるかもしれませんが、息を合わせるための指揮者をないがしろにしすぎる人が多いことに私は閉口してました。
というわけで、次の舞台である新歓ナントカカントカでは、お互い気をつけてキチンと指揮見て歌いましょうね。

*1:プロでも見やすいとは限りませんが

*2:こめかみに四つ角

*3:周りを見ても聞いてもいない人は、その訓練から始めましょうか

*4:指示できないのは何らかの理由で誰かに委任しているときだから、リハで予め連絡されているはず