感傷

スキー旅行へ行きたかったのですが、こんな日でもゼミがあるのです。研究は待ってくれないのです。


というわけで、今日は大学の前期日程試験日でした。
試験時間からしていつもどおり行くのは受験者の山との鉢合わせだと思い、オフピーク通学しました。9時半大学着。ちょうど校門で見守ろうと思ったギャラリーが雨に負けて帰るところを逆行する感じになってしまいました。
入試当日のことはあまり覚えてません。
法学部の大講義室のどこかで一人黙々としていたような気がします。知り合いとかはいなそうなのを確認する程度にとどめ、あとは迷路のような法学部の建物内を探検して回っていたと記憶しています。別に受けていた大学から既に合格通知が来ていたので、四月から大学生になることだけは確定しており*1、それは結構心の支えになっていたような気がします。人間、見通しが立っていると案外気楽になれるもんです。
で、滞りなく試験を終え「受かったとは思うけど落ちたかもしれない」程度の気分で合格発表の日まで過ごしていたかな。とにかく、憂かったにしろ落ちたにしろ、もう一回やりたいとは思えませんでした。


そんな感じに、今年も受験生たちの熱いドラマが繰り広げられているキャンパスの中で、ほんの少し前の自分を思い出しながら計算機をいじくっていた一日でした。いい後輩たちが入ってきますように。

*1:国立前期、後期以外は私大を2つ受けたきりで、私大の試験日は前期試験の前だった