復活

さて、昨日は研究室のゲートウェイサーバが壊れたので、新たにWindowsサーバを構築することになったということを書きました。
したがって、今日は当然のごとく無事復旧したということで日記を書きたいのですが、まだ道は半ば、といったところでしょうか。ちなみに、昨日の日記に書いた「ダウンしたサーバがRAID1*1なので片方からだけでも復旧できないか」というプランは「予備のハードディスクが壊れたデータまで律儀にコピーして両方壊れた」という実にありがちな現象によってボツになりました。どっちも壊れて読み出せないので、バックアップもへったくれもありません。というわけで今日は新たにサーバを立ち上げるところから。
昨日の段階で図書館からWindowsのOSを借りてきてインストールまで終えたのですが、セキュリティソフトが入っていませんでした。この状態でサーバを動かしても危ないだけなので昨日はお開き。そして、今日も今日とて午前中一杯を「大学から新たにセキュリティソフトのプロダクトIDをもらったのはいいけれど、ダウンしたサーバがメール転送機能も受け持っていたから肝心のIDが分からない」とかいう非常につまらないトラブルで無駄な時間を費やすことになりました。サイバーパンクのSFとかではかっこいいスーパーハッカーの皆様がキーボード乱打で活躍していますが、現実はこんなもんです。
さて、無事にセキュリティソフトも入ったので、実際のゲートウェイサーバの構築です。といっても、小さな画面に先輩方が首を突っ込んでいるので、はじき出された下っ端の私はいじけてガイドブックを読み漁っていました。まあ設定といっても相手はWindowsなのでGUI*2が発達しています。横目で見ている限り、大体のことは直感的な操作でできそう。
転機が訪れたのは夕方。
メインで設定をいじっていた先輩がバイトで帰宅。もう一人の先輩はD3でこの春卒業のため「研究室に残る人たちが設定しな〜」と半ば放置だったので私がバトンを受け取ることに。


先輩がやったこと

  1. WindowsサーバをDNSサーバ(外部から研究室を見たときに応対をするサーバ)として機能させる
  2. WindowsサーバをDHCPサーバ(研究室の内部のパソコンにIPを割り振るサーバ)として機能させる
  3. LANポートの設定
  4. などなど

で、私がやらなきゃいけないのは

  1. 研究室内のパソコンがインターネットに繋がるようにすること
  2. できればメール転送サービスも復活させること

でした。
一番目は先輩が後一歩のところで時間切れだったので意外とあっさり解決*3
二番目もメールエクスチェンジャーを探して*4終わりでした。


ところが。


メールの転送機能が復活しても、サーバがネットワークに認知されなければメールはやってきません。
さらに教授がWebサイトも復旧させよとのお達しを出したのですが、すぐにはできそうもありません。まあ、Webサイトをこれまで動かしていたのは別のLinuxサーバなので、多少設定をいじくらねばならないでしょう。
というわけで、道半ばにして今夜もお開きでした。
まーでも外部と接続できるだけでもよしとせにゃ・・・




あ!
そういえば明日はプロジェクトGO!の公演日じゃないか。
身内が一杯出ているのに応援に行けん・・・
玉大で学会・・・
ああっ!なんだこの近くて遠い距離・・・

*1:二つのハードディスクに同じデータを保存することで片方が壊れても大丈夫という仕様

*2:マウスでお手軽簡単操作!のこと。

*3:研究室のPCがDNSサーバを見つけられるよう、DHCPサーバにIPを割り振るときについでにDNSサーバのIPを教えてあげるよう設定するだけでよかった。ところで、DNSサーバもDHCPサーバも同じマシンの同じOSなんだからそれくらい自動でやってくれないのだろうか。

*4:つまり、転送機能がどこについているかを探すだけだ。