訪問者は・・・

研究室にいるといろんな宣伝が来ます。
実験器具の訪問販売、プリンタ用のトナーの訪問販売、そして、最近にわかに気になるようになってきたのが就職活動関連の宣伝。


先月の夕方現れた某就職情報サイトの宣伝員。
「再来年(2011年3月)卒業/修了予定の方向けのセミナーを明日、秋葉原でやります」
とかいきなり言われても行けるかこの野郎って感じです。
そりゃ、研究室は秋葉原まで近いですよ。銀座のヤマハまで往復したチャリ族の私から見れば一瞬ですよ。
でも明日やりますは無いだろー
というか、丸二年も先の人を相手に明日やりますなんて大慌てする暇があったら、来年卒業する人をどうにかしろよと思ったので行きませんでした。


同じところの人が今月も来ました。
今度はちゃんと考えたのか「来月のセミナー」の宣伝に来ました。
ただし参加できるのは「申し込み先着100名様」。こないだ「明日やります」をやられた身としては、もはや定員に達しているんじゃないかと思ったり。
で、そのセミナーの内容は自己分析か何かの話。
いやちょっとまって。再来年修了のM1だけど、まだこの時期には研究テーマすら決まってない人だっているんだよ?
幸い私はB4の時の卒論テーマの続きをやらせてもらうことになったからテーマは決まってるけれど、成果は全く出てないんだよ?
そんな通り一遍のことくらいしか書けない身の人に何を教え込むつもりですか。
あるいは、哲学的な内容に踏み込むのなら喜んで行くのだけれど「60分のディスカッションを通じて他人から見た自分を知ろう」なんて胡散臭いことしたくないので行きません。
そもそも服装自由って書いてあるけど、主催者のウェブサイトの写真を見る限り絶対スーツで来いです。無理して気軽さを演出しようとしなくたっていいのに、なんでわざわざそういうことするかな。


で、今日来たのが無料の就職活動情報誌(理系限定)。
表紙がうちの大学の去年のミスコン優勝者。ただし顔がピンボケ。ソフトフォーカスじゃなくて顔面よりも数センチ手前にピントが合っています。プロフィールの写真もアングルの都合か馬面に見えるし、カメラマン一人に責任を負わせるのはどうかと思うけれどとにかくモデルがかわいそう。
まーモデルその人も「趣味はサッカー観戦で現在戦術を猛勉強中」で「バイトでサッカーの試合のダイジェストの生放送*1に出ている」などという、それホントに趣味をバイトにしたのバイトの都合で趣味になったんじゃないのと突っ込みたくなるプロフィールで面白かったです。本人知人関係者の皆様ごめんなさい。


で、じゃあ私は2011年にどこかの会社に入りたいかというと・・・うーん・・・
働くなら研究職がいいです*2(キリッ

*1:ダイジェストなら生放送の意味ないんじゃ・・・っていう野暮なツッコミも考えた。あと、サッカーのダイジェストって言うとゴールシーンしかないのはどうにかならないかと思う。

*2:理系でD出て研究職は一番競争が激しい分野なのでそこ一本槍は頑張らないとおそらく確実に泣きを見る。いや、がんばりますよ?ダメ人間なりに。