チェバブ

研修先の人の一人が来週からバカンスだそうです。
私にパスワード不明なソフトの検証を命じた人なのですが、未だにパスワードが解明されず、私は仕事を始められません。ということはこの仕事は彼が帰ってくる8月末まで棚上げってことでしょうか。まぁ、私の直接の上司は別の人だし、何か仕事をよこしてくれるでしょう。仮に仕事をもらえなくても、C#で遊んでりゃいいわけです。論文も書かなきゃいけないし。
今はバカンスのシーズンなので、本来ならば12人体制のバニャ・ルカ市IT課は、半分くらいがバカンスで休暇中です。市の電子情報業務全般を取り扱ってる私の部屋は正規職員2人と私だけの3人体制。
特に急ぎの用もなくのんびりしています。


で、今日はその3人でチェバブを食べに行きました。名前からしてご想像なさった方もいると思いますが、中東方面のケバブみたいなものです。
ナンみたいな分厚いパン生地をハンバーガーのように横に半分にスライスして、間にグリルで焼いた塩味の強い牛肉のハンバーグみたいなものを挟みます。つなぎに何を使ってるのか、かまぼこみたいな歯ごたえでしたが、かむと肉の脂が口いっぱいに広がります。
で、この肉がナンに挟まれて出てくるのですが、これをそのまま食べてはいけません。肉やナンを手でちぎっていただくのです。ちなみに、ハンバーガーみたいに間に野菜が挟まっていたりはしません。野菜類は、小皿に乗って別に出てきます。輪切りのニンジンと四つに切った生玉ねぎが主力です。肉だけだと確かに脂と塩でくどいのですが、玉ねぎをかじることで口の中をリフレッシュするようです。

これらの肉の味付けや野菜などは村ごとに異なっているのだそうです。まさに家庭料理ですね。
本来ならば、ビールを飲みながらこれを食べるのがセルビアの流儀だそうですが、昼食なので代わりに炭酸水で乾杯しました。