ウェルカムパーティ

日曜日にベルギーから、新しい研修生が来ました。アジアに興味があり、日本語を猛勉強したらしく、私と普通に日本語で喋っています。彼の母国語はオランダ語だそうです。ここにも分断された民族*1が・・・
仕事場は大学かどこかの作業場らしいのですが、例によってボスニア流にのんびりと過ごさせられているようです。むしろ私の職場より積極的に働いていない*2ようです。彼が2カ月後にどのように感化されてベルギーに帰るのか、心配であると同時に期待しております。
そんな彼のウェルカムパーティを開きました。
チェコ人たちが持ち帰りそびれたラキアの消費大会と、私がズラティボルから持ち帰ったチーズを食べる会と同時開催です。何人集まるかと思いきや共用部屋いっぱいに学生たちがやってきました。よかったよかった。
チーズと一緒に食べるためにパンも近くのスーパーで用意したのですが、女性陣が小麦粉と水と牛乳、塩*3を使ってこちらの一口パンケーキ、ウシュティプツィを作ってくれました。
ラキアについては、毎度おなじみ丸底フラスコみたいなグラスのチェカンチチュを使った早飲み競争。後で知ったのですが、普通はこういう飲み方はしないそうです。チェカンチチュを使ってラキアを飲むのは正しいのですが、両手を後ろに回して口でくわえて飲むってのは、学生の早飲みルール限定なのだとか。まぁ、こんな行為を続けていたら肝臓が持ちませんわな。
さすがに平日なので、翌朝の業務に支障が出ないよう、早めの解散となりましたが、ベルギーから来た新人君には楽しいカルチャーショックだったでしょうか。

*1:ベルギーも地域によって使用言語が異なる国。ただ、国境が決まったのはもう100年以上も前のことだから、あまり問題になってない。

*2:日本語の係り結びに注意。

*3:本当は卵とベーキングパウダーも必要