添削

教授と話し合った後の、私の原稿(英文)が赤い。
「いやーこれでも少ないほうですよ」
と先生はおっしゃるが、これ以上赤い状態といわれても全面改稿以外に手は無いんじゃないのってくらい赤い。
それでも「教授が書きたい文」ではなく、根気よく話し合いながら「私が書こうとした文」に近づけようとしてくれる教授はありがたい。
うちの教授は何か世界的な大発見をしたわけでも、何億という予算を貰っているわけでもない。
でも、私はこの教授に師事するだけの大きな誇りを持っている。
それを十分に生かせていない自分が歯がゆいのだ。