東奔西走

朝、大学に行ってメールボックスを開くと、去年提出した論文のRevise(校正:雑誌に掲載するかどうかの審査結果みたいなもの)が入っていた。
大雑把に言うと「何を言いたいのか良くわかんないんだから。もっと要点をまとめなさいよ!」「実験の数が少なすぎるわ!もっとサンプル出しなさいよ!」「そういうのを含めて11項目、修正箇所を挙げておいてあげたから、全部直せば載せてあげてもいいんだからね」だそうだ。
とりあえず追加実験を2つやらなければいけないので、当時の実験環境(というか、使っていたソース)を引っ張り出してきたり、して、状況を再現・・・あれ?
・・・ひょっとして昔のデータとかソースとかをコピーしたはずが、何かの手違いでコピー元を削除してしまった?




・・・ぎゃー




と、思わず声にならない叫び声を上げてしまいましたが。
そんなこともあろうかと!
リカバリソフトを用意しておいたのだ!
一度削除してしまったファイルも、上書きされていなければ復活させられるのです。ありがたいありがたい。


そういうことをやらかしてしまったので、明日になってしまったロンバル人のGPに行こうと研究室を出られたのが振り下ろし5分前(おいおいおい)。予めぐーぐる先生で最短経路を調べておいたうえに、振り下しが遅れたためか、一曲目にぎりぎり間に合わないくらいで済んだ*1けど、遅刻は感心できない。


しかし、何より気になるのは行きがけに信号待ちをしている時、すれ違った三歳くらいの男の子が、星空を指差して嬉しそうに「スターリンさんだ!スターリンさんだ!アッ!あびる優!」と叫んでいたこと。本当はなんて言っていたのか気になってしょうがない。


ロンバル人そのものは、私はもう腹をくくったので逃げも隠れもせず明日あさって歌わせていただきたいと思います。調子っ外れなバリトンが聞こえたら、多分私です。しくしく。


で、GPが終わってから研究室に戻ってリカバリの確認をし、かつてお世話になった塾へお年賀。某歌劇団員もバイトやっているので、ついつい話し込んで帰って来ました。仕事の邪魔してごめんなさい。


というわけで、明日はいよいよ本番です。

lヽ
l 」∧_∧
‖( ゚∀゚ )
⊂    つ
  人  Y
 し(_)  /楽譜/

*1:衣装を着ているうちに序曲が始まってしまった。私が舞台袖に駆け込んだちょうどそのとき、最後尾が舞台上にあがってしまった。