留学生の就職事情

うちの研究室は日本人のM2と留学生のM2と留学生のD3がいて、それぞれ就職活動をしています。
その留学生が言うに「採用試験にはSPIテストというのがあるのだが、試験問題が日本語なので問題を理解しづらい」のだそうです。
折角日本に留学して、そのまま日本でキャリアを積もうと考えても、言葉の壁が採用の段階でネックになってしまうというのも、困ったものです。
それ以外の採用試験も恐らく日本語版しかないわけですし、門戸が狭い。
優秀な人材を求めている企業が多いと思われるのに、留学生というある意味外れが少なく、モチベーションが高い人間を雇う気が最初から無いという事実は、かなり不思議に感じられます。
少なくとも、エンジニアくらいは世界中から雇えないものですかね。日本では日本人しか採用試験を受けないなどと、誰が決めた!



ところで、SPIテストの模試をちょっとやってみたのですが、これって、内容的には小中学校レベルの問題をタイムアタックしているだけですよね。数回反復練習すれば機械的にある程度のスコアを得られる類の。
逆に言えば、きちんと中学を卒業しているならば改めて課す必要の無い考査だと思うのですが。これが考査として機能しているってことは・・・考えなかったことにしよう。