雨上がり

最高気温が20度になったり10度になったり、乱暴な日々が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は出張帰りの教授が腹痛で元気が無いのを尻目に、気が向いたのでプールで泳いできました。教授が元気だったら出張期間中の私の進捗について根掘り葉掘り聞かれるところだったので、危ないところでした。一言断っておきますが、何もやらなかったのではなく、何も出なかったのです。
二つ下の階の研究室には、難問に出くわすたびに神様が降りてくる素晴らしい修士がいるそうですが、私にも一人くらいは降りてきて欲しいものです。


留学生たちはエントリ・シートの記入や採用試験の準備に時間をとられていて大変です。日本語ネイティブを前提とし、同条件の英語版がないために、彼らは一日がかりで一社を申し込んでいます。留学生にとって大変なものの一つに、設問に出てくるわから無い単語が、言い回しなのか曖昧な表現なのか、区別がつかないことが挙げられましょう。
例えば

自分の世界が「崩れさって」しまうのは、普通つらいことですか?

「自分の世界」とは何か?鍵括弧をつけることで意味が変わるのか?「普通つらい」と「つらい」はどう違うのか?
・・・出題者の日本語そのものがかなりアヤシイ気もするのですが、留学生にはそういう判断すらつかないので、大変です。