おれたちのたたたたたががががが

今日は暑くて頭が回りませんでした。首も回らなくなってきた気がするのは気のせいです。多分。


こんな暑い日に四畳半神話体系なんていうけったいな文庫本を読むなどしてしまったために、ちっともページが進まない。涼しい日に畳でゴロゴロしながら読むべきだった。
このお話は、京都のダメな大学生が悪友に出会ってしまったばかりにダメな状態を抜け出せない、という筋書きの中編小説を4本収録したもので、平行世界のような話作りがとても面白かったです。
平行世界の「ような」というのは、スタート地点(入学時)と通過点(変な悪友とであったり天井から水が漏ったりする)と着地点(橋の上で蛾の大群衆に襲われるなど)は大体同じであるにもかかわらず、その途中が全く別個の筋書きになっている、というほどのものです。
分かりやすく書くと
A

1〜4

B

1〜4

C
という風に、途中がそれぞれ別の話になっているのです。
変えられる運命と変えられない運命、見たいな書き方をすればよいのでしょうか。そう書くとSFっぽくなりますが。


で、その話の中に八回生がでてきたり、博士課程に無為にいる人が出てきたりして非常に戦々恐々としています。
いや、修士の現在であってもモラトリアムを謳歌したりしているわけではないのですよ、と自分に言い訳。
一日机に座りっぱなしだと、どうしても腐るんでね・・・


それはさておき、何かにつけ足並みが揃わない鳩山政権が、哨戒艦沈没事件についてはゆるぎない結束を見せているのはどういうわけなんでしょうね。