教化合宿

昨日今日と歌劇団の合宿でした。
内容については「再来週(押し)通し練、来月本番だからね!」とだけ。
そろそろ本業との兼ね合いが厳しいのですが、学部生はさておき、私と同学年なのにレッスン行ってる人とかはどうスケジュールを調整しているのでしょう。あ、私はびよらやったりIAESTE行ったりと浮気性にも色々と手を出すだからいけないのか。リソース配分は計画的に。


今やっている演目は仮面舞踏会というものなのですが、先日ふと、登場人物の相関がスタートレックみたいだと感じました。
名づけて仮面舞踏会(スタートレック風)
なお、私はトレッキーではないので設定はかなりいい加減です。仮面舞踏会のプロットは概ね踏襲しています。こういうのも楽しいよね。



リッカルド(地球人、USSボストン艦長)
レナート(バルカン人、副長。艦長地球人、副長バルカン人っていうのが一般的な設定)
アメーリア(バルカン人、レナートの妻。何をどう間違えたのか夫婦同伴で船に乗ってる)
オスカル(地球人、何がどう間違ったのか未成年なのに軍艦に乗ってる)
サム&トム(アンドリア人など、観客の地球人としてのレイシズムをくすぐるような外見と性格を持つ種族)
などなど、個性的な面子が名艦長リッカルドの指揮下でUSSボストンに乗っているわけです。で、懇親会と称して「仮面舞踏会」をやることになっており、皆はその準備にいそしんでいたのでした。
ところが、たまたま眼下の未開の惑星に他所の惑星からの亡命者ウルリカ(クリンゴン人など、見てくれが異様ならばいい)が住み着いていて、怪しげな占い師として原住民を惑わしているという話を聞き、原住民が原住民同士でアホをやってる分にはいいけれど、異星人が原住民を惑わすのは問題だよねーという流れになり*1、化けの皮をはいで恥をかかそうとリッカルドが言う。


で、みんなで原住民の変装をしてウルリカの元にこっそり押しかけるわけです。
ところが、物は試しでウルリカを信じてみようと思ってしまった人が約二名。
一人はリッカルドの部下シルヴァーノで、艦長の評価が不満。正体を隠してウルリカに自分の将来を聞くと「金と地位を得られるだろう」との答え。
物陰でその様子を見ていたリッカルドは一言「コンピュータ。彼の評価を再計算しろ」。
そして、彼の元に届く連絡「俺の評価が再計算されてる!ひゃっほい!」
もう一人は、レナートの妻であるにもかかわらずリッカルドとの関係に悩むアメーリア。おまい、バルカン人じゃなかったのかと観客が総ツッコミ*2。で、処刑場で花を摘んだらいいんでないのとご託宣を受ける。リッカルドはついて行ってやろうと決意。いわしの頭も信心とは言うけど、これから化けの皮を剥がすんじゃなかったのかと、観客が総ツッコミ。
で、他の乗組員たちも集まってきたので原住民の漁師になりすましたリッカルドが占いを受ける。
細木○子ばりに「あなた死ぬわよ!友達に殺されるのよ!それも最初に握手した人とね!」と言われる。
その剣幕に若干びびった部下たちとは別に、普通のバルカン人であるレナートは気にせずリッカルドと普通に握手する。
「見たまえ。彼は私の友だ。これで占いは外れた!」「いいえ艦長。それは論理的ではありません。無二の親友であろうとも何らかの危害を加える可能性が将来にわたってゼロということはありえません」
・・・おい。
みたいな感じで進んでいく仮面舞踏会を想像しました。

*1:判事(調査官とか適当な役に変えるか、コンピュータにするかは悩みどころ)は即刻連行するべきと主張し、オスカルは「原住民の役に立ってるならいいんでないの」的な主張をする。

*2:バルカン人は非常に理性的で論理的ということで有名。