勝負と手心

例えば、の話だけど。
ある力士が
「郷里のおっかさんが重い病で・・・」
とかいう話を対戦相手にされ、本番でつい足を引いてしまった、というような話があったら、みんなは何を感じるのだろう。
真剣勝負の場とされるところで試合と関係ない理由のために手加減をしたという意味では、昨今話題の八百長と変わらないのではないか、という気が、私はする。
でも、多分この力士は怒られない。そういう話はむしろ「いい話」の部類に入るんじゃないかと思う。
もしそうならば、ばれない限りにおいて、いわゆる「真剣勝負」というのは絶対守らなければいけないものではないのではないか。
とゆーことで、八百長行為そのものが問題なのではなくて、現金を飛ばしあう姿勢がいけなかったのではないかと私は思っている。みんなの美意識に反したとかね。


勿論、相手の事情など斟酌せずに、あくまで勝負にこだわるべき、という考えもいいと思うよ!
というか、そこら辺の、OKとNGの境目が人それぞれだから、世の中面白いんですけどね!