酷い地震だった

とりあえず私は無事です。と、リアルの親戚知人友人一同に連絡。


たまたま、研究室ではなく知人宅にいたのですが、最初はゆっくりとした揺れで、それほどの大地震になるとは思いもしなかったのです。ところが、揺れが収まるどころかドンドン拡大して、棚の上のものとかが落ちてくるまでに。
随分大きかったので野次馬気分でワンセグを見たところ、東北地方が大変なことになっている。とりあえず家族に無事を伝えようにも、電話回線が繋がらず。結局、大事を取って移動しなかった*1ため、私は夜まで行方不明の状態で、連絡を取ったとたんに家族に怒られました。
その家族も、帰宅困難につき帰ってこないとのことで、結局今夜は自分ひとり。家は相当な揺れに見舞われたらしく、食器棚が文字通り飛んでいました。あと、アップライトのピアノが移動したり、内側で何かが倒れたらしく開かずの間になった部屋があったり。誰かが家に居たら、死なないにしても負傷していたことは想像に難くない状態でした。


備忘録的に、今回の地震で得た教訓。
知人宅から自宅までの道のり、私は自転車だったのですが、徒歩で移動する人が沢山おりました。晴れた日で、建物が倒れたりしていなかったので、みな落ち着いていましたが、もし天気が悪かったり、あるいは揺れが激しくて建物があちこちで倒壊していたら、状況はより違ったと思います。
そんな中でも、移動を焦る余りに車道を歩く歩行者とか*2、車道を逆送する自転車とか*3がいて、危なかったです。あいつら、この期に及んで怪我したいのか。
あと、電気ガス水道電話といったライフラインがある程度生きているというのは、心理的に落ちつけます。ライフラインが寸断されれば、食料の調達にも事欠くでしょうし*4ね。
ワンセグは、ラジオと同様に出先でも公共放送の情報を取得できるので、とても役に立ちました。
一方、災害時のための非常食とかは、棚に入れておいてもダメですね。非常食を取り出すのに時間がかかってしまっては、意味がなさ過ぎます。


皆様のご無事を。

*1:一人で移動していると、途中で自分の身に何かあったときに困る。

*2:渋滞で車が遅いと思ってると事故に遭うよ。特にこの時期はみんな黒のコートだから夜は車から見えないし。

*3:車の間を縫って走るのはよいけど、逆送は事故の元。

*4:調理できなくなったら菓子パンしか食べられない