選挙選挙明るい選挙

昨日は統一地方選挙でした。
私も区長選挙と区議会議員選挙があったのですが、今回は割とマジメに選挙公報読んだりなんだりして誰に投票するかを考えたりしました。
まあ、区長選挙は現職が良かったので特に迷わなかったのですが、問題は区議会議員選挙の方。
なにしろ、倍率が1.4倍しかないので、大抵誰に投票しても当選するのです。じゃあ誰でもいいじゃないかというと、やっぱりおかしな人に投票したくない。
「静かで住みよい住宅街の○○区にしましょう!」と選挙カーで騒音公害を振りまく人とか*1、5.6人のお供を引き連れてハンドマイクも持たずに行脚している区長候補のつめの垢でも煎じて飲めと言いたくなります。
「お年寄りは敬われるべきです!」と大学の前で熱弁を振るう人には、ぜひとも幼稚園か小学校に行って欲しいものです。勿論、元気よく手を挙げて先生に褒めてもらう側で。
「最年少の○○区議会議員」と若さを売る40代の人には、40にもなって若さしか売りが無いのかとツッコミを入れたくなります。そろそろ「若いもんには負けない」に看板を変えるべきではないかと思います。
そういう人たちには間違っても投票したくないですよね。
あと、時事問題として色々な候補が採りあげていたのが、災害対策。残念ながら、うちの区には、大河川も流れておらず、崩れるような山もなく、ライフラインは全て外界に頼り切っているので、出来る対策なんて高が知れています。
せいぜい、古い校舎を耐震工事ではなく建て替えるとか、避難訓練をもうちょっとマジメにやるとか、あとは先日の3月11日に千人以上の帰宅困難者を収容した経験を活かして備蓄を多めに取っておくとかが関の山でしょう。まさか独自に電源車や給水車を配備するわけにもいかないでしょうし。
うちの区は予算一年分も基金を積み立てているほど税収があり、阪神大震災以降いろいろな対策をしてきたはずなので、少なくともこれまでどんな対策をしてきて、どんな対策が足りないのかが判っているはずなのです。したがって、それを明示せずに漠然と「災害対策」を唱える候補には、入れたくありませんでした。それこそ「慌てて買い込んで使い道が無い」を区を挙げてやらかしそうな気がしましたし。
というわけで、珍しくマジメに候補者を調べた今日この頃でした。

*1:逆にノー選挙カー運動をしている人もいるのに。