立山

立山剣岳に登ろうということで、親と一緒に夜行バスで室堂へ行ってきました。
室堂から立山の山頂、雄山までは、片道90分なので、それほど遠くはありません。専用の登山靴でなくとも、その気になれば行けます。

残念ながらこの日は曇りで、何も見えなかったです。
山頂はお社になっており、神職さんが2人、交代で登山客にお祓いをしてくれます。なにやら祝詞を唱えてもらい、最後にお神酒を頂きます。

一瞬見えた黒部湖。
このように、一日中ガスの中で、時おり下界が見える様子は、なるほど、立山をあの世に見立てる気持ちもわからなくはありません。
その後、立山から剣岳の手前、剣平の山荘まで移動しました。立山は火山の外輪山なので、雄山、大汝山、富士ノ折立の三峰を縦走し、別山を経由して最後に室堂とは反対側の斜面へ下りる形です。


剣岳のごつごつした形は、針山地獄という見立てだそうですが、確かにこうしてみると山頂が雲の中に隠れるほどの巨大な針山に見えます。
ずっと曇りで、時おり雨も降るあいにくの天気でしたが、久しぶりの登山で楽しかったです。
明日は剣岳に行きます。