ロケットが

今日はつくばで研究会がありました。
来年打ちあがる合成開口レーダを積んだALOS-2という衛星の観測計画とか利用計画とかを話し合う研究会です。私の研究を後輩が発表するのを見るので、とても緊張しました。幸いにして大きなトラブルもなく変な質問も出ずに終わったのでよかったよかった。
夜の懇親会になってようやく北朝鮮人工衛星と称する事実上の長距離弾道ミサイルを打ち上げ、先端が人工衛星になったというニュースを聞きました。変なところに落ちなくてよかったですね。
人工衛星として地球を周回しているのが何なのか、仮に何か動作するものだとして機能しているのか、気になるところです。向こうのロケット関係の人たちにとっては首が繋がってめでたく、おこぼれで我が国のリモートセンシング関係の予算も増えたりしないかなーと思ったり思わなかったり。
それにしても、これまでの失敗から一転してうまいこと飛ばせたのようですが、今回は何が良かったのでしょうね。不具合修理のためにいったん分解するかのように見せかけたのがフェイントだったのか、実は本当に不具合があって思ったより早く直ったのか*1。将来、機会があればあの時何があったのか知りたいです。

*1:普通、一度延期すると決まったら、仮に予定より早く直っても打ち上げまで時間がかかりますが。