学会二日目

昨日、学生論文賞の最終選考で発表をし、今日は運営のお手伝いをしながら学会の発表を聞いていました。
10時の休憩でコーヒーが魔法瓶で出ました。会議室とかにある、ふたを押すと熱いコーヒーが出るやつです。ところがどこの誰がやらかしたのか、魔法瓶のロックを解除せずにポンプを押し込んで壊す事件が発生。恐らく海外の参加者が「ロック」「解除」の意味を分からずに力任せにふたを押してしまったのだと思いますが、コーヒー屋さんに迷惑をかけてしまいました。


会議が終わった後、お昼に余ったお弁当で夕飯を取ってしまったために、寝るまでの時間がだいぶ余ってしまいました。つくばの残念なところは、あまり遊ぶ場所が無いという点でしょうか。自動車を持っていない滞在者にはちょっと遠出は難しいです。最寄りのエンタテイメントをネットで探したところ、つくば湯〜ワールドという温泉施設を見つけました。駅から筑波宇宙センターまでの倍の距離なので、歩いて行くなら片道一時間くらいかかります。あとは隣の駅に映画館がありましたけど、面白そうな演目もなかったので、てくてく歩いて温泉施設へ行くことにしました。
入湯料は1890円が定価でした。なお、セーフティードライバーカードを提示すると525円値引きしてくれます。自動車教習所でセーフティドライバーカードを持っていれば割引がある施設でお得、と言われて渡されたにも関わらず、7年目にして初めて持ち歩いていればよかったと思える施設に出会いました。あまり割引率の良い施設が無いので、当然、カードは家の引き出しの中です。ざんねん。
入湯料を払うと、タオルと浴衣代わりの作務衣みたいなジャージを貸してもらえます。時間さえあれば長居できるので、それを思うと1900円の定価も悪くないかもしれません。自分は1時間しかいなかったので割高に感じました。
肝心の温泉ですが、地下深くから汲み上げたものです。色んな湯舟に配湯されていました。なかにはラジウムを出す石が入った湯舟(ラジウム温泉と同等の効果って書いてある)とか、日替わり風呂とかもあって、いろいろ効能が付け足されています。ちなみに日替わり風呂はレモンスカッシュの香りと書いてあって、確かにかき氷のレモンシロップみたいな匂いがしました。楽しい。
他にも「備長炭風呂:備長炭の消臭効果と弱アルカリ成分で清潔なスベスベお肌に!」と書かれた湯舟がありました。でも湯気から塩素臭が漂っています……楽しい!
そんなわけで温泉を満喫したのです。帰り道は歩くのも湯冷めするなあと思ったら、ちょうど最終バスが通りかかったので乗って帰ることにしました。