ミャンマー(2)

今日は6時間くらいかけてヤンゴンからネピドーへ向かいます。
学会の仕立てたバスは12時に空港を出発するため、市内のホテルから空港へ向かわねばなりません。
でも、その前に、朝食を食べてからヤンゴン川へ向かいます。ヤンゴン川は幅が広く水深もあり、川岸の港には貨物船も停まっています。これらの貨物船は海外との貿易のための船のようで、コンテナを山のように積んでいます。
貿易のための船だけでなく、対岸からの人や物を運ぶ小さな船も停まっています。さらに小さな艀が頻繁に行き来しています。こういう活気があるのは良いですね。
日曜ということもあるのか、大通りは路上の物売りがたくさんいてにぎやかです。
野菜や果物だけでなく、串焼きや揚げ物の屋台も出ており、おいしそうなにおいが漂っています。言葉がわからないので、残念ながら見るだけですが。
空港に移動し、バスが出る前に腹ごしらえをします。空港の前にレストランがあったので、そこで現地の食料を食べてみました。

基本的にはカレーとスープなのですが、インドのカレーと違って牛肉のカレーが出ます。辛さは日本のカレーのやや辛いものと同じ程度なので安心して食べられます。残念ながらスープはやや酸っぱく、川魚を使っているのか泥臭かったです。
ヤンゴンからネピドーまでは、新しい高速道路を使います。川沿いの街道筋から離れた丘陵地を縫うような高速道路で、ゴムの木や開けたところではコメやサトウキビを育てていました。
このあたりの集落は森の中に家を建てているようで、田畑の広がる中に森が見えると、大抵が集落です。日差しが強い地域ですから、森の中の方が涼しいのでしょうか。
そんな高速道路をヤンゴンから5時間かけてネピドーに着きます。ネピドーは2006年に首都になった新しい計画都市で、まだ人口も集まっていないのと施設をまばらに立てているのとで、人口密度が低めです。
その代り、建物の敷地が一つ一つ広いので、とても大きな都市だと感じます。