東北へ(1)

あれから3年と9か月、というわけではなく、こたつ列車に乗りに岩手県へ行ってきました。北の海を眺めながらこたつでぬくぬくと鉄道の旅というのをやりたくなったのです。

「北岩手ぐるっとパス」という名前の周遊券があります。盛岡を起点に二戸、久慈、宮古とバスと鉄道を乗り継ぐと3日間で何周でも乗れるのです。妻と二人で数えたのですが、一日2周が限界のようでした。移動距離もありますし東京と違って一時間に一便しかバスも電車もないので、頑張ってもそれくらいしか乗れないようです。

盛岡駅から二戸駅までは岩手銀河鉄道で行きます。青森県との県境まで山を登って行きます。盛岡はそれほどでもありませんでしたが、山が近づくと雪が深いです。二戸から久慈までのバスを1時間待たねばならないので、駅併設の物産館である「なにゃーと物産センター」へ寄って行きました。「なにゃーと」って現地の方言なのでしょうけど、どういう意味なんでしょうね。二戸には九戸城などの史跡や金田一温泉もあるのですが、見て回るには時間が足りなかったです。


バスに乗り換えて太平洋岸の久慈へ出ました。テレビドラマの「あまちゃん」の舞台とされている街です。ついたのは夜だったので、見学は翌日に。太平洋側は岩手県でも雪が少ないのですね。峠以外ではほとんど雪が積もっていませんでした。夕食は、ホテルの人に勧められて「翔庵」というお店で摂りました。

ウニごはんがおいしかったです。